3月

最近読み始めて衝撃を受けた作品。PALMシリーズより、主人公の一人のジェームス・ブライアン(と動物たち)。作品についてどこから書こうか?自分が好きな2つの章、「星の歴史」では黒人の青年と詩を通して人が生きる意味を、「愛でなく」では愛とはなにかを哲学的領域に踏み込んで書き切っている。作中、主要人物たちはもちろん、ぽっと出たはずの些細なキャラクター達が、ジェームスを中心とした運命の渦に巻き込まれながら、それでもなお自分の意志で物語の確信深くへと踏み込んでゆく群像劇が美しい作品でした。

レトロゲームの話と線の話。線画はプロクリ一本でできるのではないか?と思えるほど正確に、レスポンスよく引けます。通常の手ぶれ補正の他に、線を引いてから数秒間ペンを離さずにいると、補正の効いた直線・曲線をベクターのように角度と位置を変えながら調節できるクイックライン・クイックシェイプという機能があり、すごく便利です。

 

らくがき。Ipadのペンシルに扱いにくさを感じていたので、いっそのことフィルムをはがしてガラス面へ直に書いたらどうかな?と思い立ってやってみたら、意外と悪くないです。アプリのプロクリの線は扱いやすく、昔使っていたSAIを思い出しました。