CENTRAL PARK (Gottlieb,1966)

Central Park(1966)はGottlieb社製の古典的なエレメカピンボールです。
この台は実機の他にPinball Arcade、Pinball Hall of Fame Gottlieb Collectionにて遊ぶことが出来ます。
Pinball Arcadeではios&Android版にてCactus Canyonとの2台セットで配信中、価格は約450円。

Introduction

この台の目標はイエロー&グリーンターゲットの得点値を最大まで引き上げ、ひたすらSpecialを獲得し続けることです。
ルールこそシンプルですが、二重のアウトレーンと広すぎるアウトホールからのドレインは貴方を大いに苦しめることでしょう。
それでは好成績を残すため下記の解説を熟知し、バックグラスのベルを高らかに鳴り響かせましょう!

Yellow and Green Targets

この台で高得点を獲得する鍵は、台中央のイエロー&グリーンターゲットの得点値を増加させることです。
両ターゲットの得点は10点より始まり最大50点に増加、それを超えるとスペシャルが点灯します。

1〜5番を全て収集するとイエロー、6〜10番を全て収集するとグリーンターゲットの得点値が増加。
各数字は対応したブルズアイ・ターゲットに当てることで収集します。このターゲットは点灯、非点灯に関わらず常時10点です。
また、フィールド上に備えられたロールオーバーを通過することでも対応した数字を収集します。
ロールオーバーの得点は左右及びアウトホールが30点、上部及びアウトレーンが10点です。

スペシャルが点灯した状態のイエローもしくはグリーンターゲットに当てるとエクストラボール獲得。
また、イエローターゲットのスペシャル点灯時に1〜5番を収集、
グリーンターゲットのスペシャル点灯時に6〜10番を収集することでもエクストラボールを獲得します。
エクストラボールは1ボール中に最大1回、1ゲーム中に最大15回収集可能です。

Pop Bumpers

ポップバンパーの得点は消灯時1点、点灯時10点です。
左下のバンパーを点灯させるには2番、左上は4番、右下は9番、右上は7番を回収する必要があります。なおバンパーは左右で1つのみ点灯します。
点灯したバンパーは特定のスイッチに当たる毎にバンパー間で点灯を切り替えます。対象は消灯時のバンパーと消灯時のスリングショットです。

Other Scoring

点灯時スリングショット10点、消灯時スリングショットは1点です。
スリングショットの点灯は消灯時のポップバンパーか消灯時のスリングショットに当てる毎に左右を切り替えます。

Extra Ball / Special

エクストラボール獲得方法

スペシャルが点灯したイエローorグリーンターゲットを撃つ
・イエロ−ターゲットのスペシャル点灯時に1〜5番を収集
・グリーンターゲットのスペシャル点灯時に6〜10番を収集
・テーブルスコア1,000、1,500、1,600、1,700獲得
エクストラボールは1ボールにつき1回、1ゲームにつき15回収可能です。

余談

実機でのスペシャルはエクストラボールではなくリプレイになります。つまりEBについてはPA版の独自要素です。
開発のFar Sightが掲げているオリジナルに忠実な〜という信念からは外れていますが、ゲーム性により刺激が加わり結果として良アレンジとなりました。
ドレイン前提でひたすらエクストラボール収集に尽力するというプレイスタイルは他の台では(実機やシムを含めて)味わえないでしょう。
なおエクストラボールはセットアップメニューよりON、OFF切り替えが可能です。流石。

ちなみに自分のハイスコアは5,153点、世界ランクにて160位前後。
15個全てのエクストラボールを収集したうえでの数字なので、これ以上を叩きだすのは流石に厳しいか。
現時点での世界ランク1位と2位は双方10,000,000超えですが、これはバグか悪い冗談でしょう。

この台にはスコアを100点獲得する毎にバックグラス内の猿がベルを鳴らす、という凝った仕掛けを備えています。
PAへの移植の際にこういったギミックはオミットされた・・・と思いきや、画面右上に小さく登場していますね。
勿論ベルを叩くアニメ付き。細かい!